釜蛭釘 (かまひるくぎ)

左から栓差6分、栓差5分、栓差4分、捻子足5分
※手作り品のため寸法は前後いたします。
釜蛭釘とは
釜蛭釘(かまひるくぎ/カマヒルクギ)とは、茶室で釜を釣るために天井に打つ金物(釘)です。 材質は鉄、製造方法は手打ちです。
釣り釜をする際には、釜蛭釘に釣り釜用の鎖を掛け、下まで垂らした鎖の先に釜を掛けます。
釜蛭釘の種類
釜蛭釘には栓差(せんさし)タイプと捻子足(ねじあし)タイプがあります。栓差は上部先端の栓(ピン)を取り外し、本体を天井に通し、栓を戻します。
捻子足の方が手軽に思えますが、重さのある釜を釣るので釜が釜蛭釘ごと抜け落ちるリスクを考えると栓差が望ましいです。
品番 製品名 説明
JC1307 手打 釜蛭釘 栓差 6分 8~10畳用
JC1308 手打 釜蛭釘 栓差 5分 ~6畳用
JC1309 手打 釜蛭釘 栓差 4分 ~4畳半用
JC1310 手打 釜蛭釘 捻子足 6分 8~10畳用 ※栓差が望ましい
JC1311 手打 釜蛭釘 捻子足 5分 ~6畳用 ※栓差が望ましい
JC1312 手打 釜蛭釘 捻子足 4分 ~4畳半用 ※栓差が望ましい
釜蛭釘 施工上の注意点
釜の重さと中に入る湯の重さを考えると、釜蛭釘を打つ部分(天井)には野縁などの下地をいれる補強が必要です。 打つ位置をあらかじめ決めておき、天井工事の際などに補強を行う必要があります。
栓差(せんさし)は上部先端の栓(ピン)を取り外し、本体を天井(天井+野縁)に通し、ピンを戻します。 部屋側から金物(釘)を差し込む人と、天井裏で受取り栓をする人、2人で作業を行う必要があります。天井が全て仕上がってから行うか、天井を施工しながら行います。
捻子足は天井(天井+野縁)に下穴を空けて金物(釘)をねじ込みます。釘自体は後付けとなるのですが、栓差と同様に、 金物(釘)をねじ込む部分(天井)にはあらかじめ野縁などの下地を入れておく必要がありますので忘れないようにします。
捻子足の方が手軽に思えますが、重さのある釜を釣るので釜が釜蛭釘ごと抜け落ちるリスクがあり、栓差が望ましいです。

釜蛭釘を打つ位置ですが、釘の座の中心(ねじ込む部分)を炉の中心からずらします。ここを炉の中心にしてしまうと釜を釣ったときに釜が中心にきません。 鎖が炉の中心にくるようにします。(釜を掛けた時、釜が炉の中心にくるようにします。)
