稲妻釘 (いなずまくぎ)

左から稲妻釘栓差大、稲妻釘栓差中、稲妻釘栓差小、稲妻釘捻子足中
※手作り品のため寸法は前後いたします。
稲妻釘とは
稲妻釘(いなずまくぎ/イナズマクギ)とは、茶室で喚鐘(かんしょう/カンショウ)や銅鑼(どら/ドラ)を吊るすために 床脇(とこわき/トコワキ)や書院(しょいん/ショイン)の天井に打つ金物(釘)です。喚鐘釘(かんしょうくぎ/カンショウクギ)とも言います。 材質は鉄、製造方法は手打ちです。
稲妻釘の種類
稲妻釘には栓差(せんさし)タイプと捻子足(ねじあし)タイプがあります。栓差は上部先端の栓(ピン)をを取り外し、本体を天井(天井+野縁)に刺し、栓を戻します。 捻子足は天井に下穴をあけて釘をねじ込みます。
捻子足の方が手軽に思えますが、喚鐘や銅鑼が稲妻釘ごと抜け落ちるリスクを考えると栓差が望ましいです。
品番 製品名 説明
JC1323 手打 稲妻釘 栓差 大
JC1324 手打 稲妻釘 栓差 中
JC1325 手打 稲妻釘 栓差 小
JC1326 手打 稲妻釘 捻子足 大 ※栓差が望ましい
JC1327 手打 稲妻釘 捻子足 中 ※栓差が望ましい
JC1328 手打 釜蛭釘 捻子足 小 ※栓差が望ましい
稲妻釘 施工上の注意点
稲妻釘を打つ部分(天井)には野縁などの下地をいれる補強が必要です。 打つ位置をあらかじめ決めておき、天井工事の際などに補強を行う必要があります。
栓差(せんさし)は上部先端の栓(ピン)を取り外し、本体を天井(天井+野縁)に通し、ピンを戻します。 部屋側から金物(釘)を差し込む人と、天井裏で受取り栓をする人、2人で作業を行う必要があります。天井が全て仕上がってから行うか、天井を施工しながら行います。
捻子足は天井(天井+野縁)に下穴を空けて金物(釘)をねじ込みます。金物(釘)自体は後付けとなるのですが、栓差と同様に、 釘をねじ込む部分(天井)にはあらかじめ野縁などの下地を入れておく必要がありますので忘れないようにします。
捻子足の方が手軽に思えますが、喚鐘や銅鑼が稲妻釘ごと抜け落ちるリスクを考えると栓差が望ましいです。
稲妻釘は床脇や書院の天井中心に打ちます。鉤先(フックの先)は手前に向けます。

